돌려 말하지 않기
글·사진 : 이애경 (작가)
나이가 들면서 변한 것 중 하나는 대화의 기술이다.
다른 사람에게 내 생각을 전할 때
돌려 말하지 않고 직설적으로 말하는 횟수가 점점 늘고 있다.
하지만 어렸을 때처럼 말을 뾰족하게 내뱉는 것이 아니라
말의 끝을 내 쪽으로 돌려놓은 채
상대방에게 전해주는 것.
상대방에게 칼을 전해야 할 경우,
칼날이 아닌 손잡이 쪽이 상대방을 향하도록
돌려서 줘야 한다고 어려서부터 배웠다.
상대방이 위협당하지 않게끔 내가 칼날을 잡고
상대방에게 전해주는 것이다.
직설적으로 내뱉는 말도
남에게 칼을 전해주는 것과 마찬가지인 것 같다.
칼이 위험하다고 숟가락을 주거나,
칼을 전해주지 않고 빙빙 주위를 돌거나,
한 쪽 구석에 놓아두고 ‘당신이 가져가세요’하는 것이 아니라,
나 스스로 나름의 안전장치를 한 뒤 전해주는 것이다.
뾰족한 칼끝을 상대방이 아닌 나를 향해 돌려놓음으로써
상대방이 혹시라도 다치지 않게 하는 것이다.
어린 시절,
나도 모르게 내뱉은 말로 인해 상대방이 다치는 게 싫어서
입술을 닫고 아예 말하지 않거나
굳이 이야기를 해야 할 때는 빙빙 돌려 말하곤 했다.
하지만 이제는 칼끝을 내가 잡고 칼자루를 상대방에게 내민다.
서로 조심하는 마음이 있기에 다치지 않는다.
진실은 아름답고
진심은 통하기 마련이다.
- 이애경 [그냥 눈물이 나] 중에서
_이애경은 호기심이 많아 기자가 되고 나서야 글쓰기를 좋아한다는 걸 알게 되어 지금까지도 글을 쓰는 자리에 머물러 있다. 음악잡지[SEE] 편집장, [굿데이] 연예부 기자로 활동했고, 가수 조용필, 윤하, 유리상자의 작사가로 활동하며 노래에 이야기를 담아주는 일을 하고 있다. 감성에세이 [그냥 눈물이 나]를 집필했다. 글에는 치유의 힘이 있다는 것을, 용기와 힘을 준다는 것을, 생각을 변화시키는 기적이 담겨있다는 것을 알기에 오늘도 그녀는 세상을 여행하며 글을 쓰고 있다.
日本語
遠まわしに言わない
文・写真 : イ・エギョン(作家)
年をとると共に変わったことの一つは会話の技術がある。
他人に自分の考えを伝える時
遠まわしに言わずにストレートに言う回数がだんだん増えている。
しかし、子供の頃のように言葉に棘があるように吐き出すのではなく、
言葉の端を私の方に回したまま、
相手に伝えること。
相手に刀を渡す場合、
刀ではなく、取っ手の部分が相手を向くように
回して渡さなければならないと幼い頃から学んだ。
相手が脅しにあわないように、私が刀を持ち、
相手に伝えることだ。
ストレートに吐き出す言葉も
他人にナイフを渡すことと同じのようだ。
ナイフが危険だとスプーンを渡したり、
ナイフを渡さず、ぐるぐると回し回るか、
片隅に置いて、“あなたがお持ち下さい”というのではなく、
自分なりに安全装置をした後に伝えるのだ。
鋭い刃先を相手ではなく、自分に向けておくことにより
相手がもしも傷つかないようにすることである。
子供の頃、
思わず吐き出した言葉によって相手が傷つくのが嫌で
口を閉じて、まったく言わないか
あえて話をする時は回して話していた。
しかし、今は刃先を自分で持ち、取っ手を相手に差し出す。
お互いに気をつける気持ちがあるから傷つかない。
真実は美しく
真心は通じるはずだ。
- イ・エギョン「ただ、涙が出る」中から
_イ・エギョンは好奇心が多く、記者になってから書く事が好きだと言うことに気づき、今まで物書きとして留まった。音楽雑誌「SEE」編集長、「GOOD DAY」芸能部記者として活動し、歌手チョ・ヨンピル、ユンハ、ユリサンザの作詞家として活動しながら歌に物語を入れる仕事をしている。感性エッセイ「ただ涙が出るの」を執筆した。文には治癒の力があると言うことを、勇気と力をくれることを、考えを変える奇跡が込められている事を知っているため、今日も彼女は世界を旅しながら書き続いている。
中國語
不間接地說
文章・照片 : Lee Ae-kyoung (作家)
上年紀的同時會改變的其中之一是說話的技術。
告訴別人自己的想法時不委婉而直接說的次數逐漸增加著。
可是、不再像小時候那樣地使用有刺的辭彙、而是將辭尾停留在我這邊、
然後向對方傳達。
要將刀子拿給對方時、
不是將刀刃、而是必須將刀柄的部分
朝向對方交予是年幼的時候所學習到的。
為了不使對方感到威脅、我拿刀、
向對方傳達。
直接說出的辭彙也像
拿刀給別人的時後一樣。
刀很危險所以給湯匙、
不將刀交給對方、而是轉著刀呢?
將之放置在一邊、不是說“請你拿著”、
而是自己做好安全措施之後再傳達。
相較不將尖的刀刃朝向對方、而是將之朝向自己、
是希望不讓對方受傷。
小時候、
因為討厭沒有經過思考隨口而出的辭彙傷害到對方、
所以閉口完全不說話、
如果一定要說話時會婉轉的說出口。
可是、現在自己拿著刀刃、將刀柄交給對方。
因為有互相注意的心情所以不會受傷。
真實是美麗地
應該會懂得真心。
- Lee Ae-kyoung出自「只是、流淚」
_Lee Ae Kyoung是有很多好奇心、當上記者後發現很喜歡寫東西、到現在為止還保持著身為作家。 音樂雜誌「SEE」總編輯、「GOODDAY」作為演藝部記者活躍著、一邊身為歌手Joe Yong-pil、 Yoonha的作詞者活躍著一邊做著將故事放入歌裡的工作。寫過感性小品文「只有流出眼淚來」。因為知道文章裡有治癒的力量、給予勇氣和力量、能注入改變思考的奇蹟、今天她也在世界一邊旅行著一邊繼續寫作。